蝕より戻り、心情つらり
ということで、三連休で読み終えてしまいました。
とってもとっても楽しみにしていた、18年越しの名作。
近所の書店は3日でこのありさま。
まわりに、十二国民がたくさん住んでいるに違いないわ!
興奮覚めやらぬままに、言葉にしきれていないところもつらつらと書きなぐっておく。
何もできなくとも、奇跡が起こさなくとも、麒麟であることが、麒麟が国にあることが、こんなにも民の希望になっていることに、心が震えまくる。
暗闇の中、叩頭して忍びやかに散開する戴の民の描写は、不覚にも涙腺が緩んだよね。
双肩にかかる期待は、重荷でしかないだろうに。
泰麒として生まれたというだけで、どうしてここまで、受け入れて責任を果たそうと懸命であり続けられるのか。
王も麒麟も、そうであるというだけで完璧ではなくて。そうであろうとしていること、し続けている姿に胸を打たれて、勇気づけられるんだなぁと改めて感じた。
今回はあまり泰麒の内情が窺い知れなくされていた気がする。麒麟であることをあえて浮き彫りにしているのかしら?
今までは、不安や恐怖などの感情や、目線の描写もあって、身近に感じていた存在だったのに。
今作では、何を考えているのか、何が見えているのか分からず、違う生き物であることを痛感させられるというか。
なかなか進捗がなく、もどかしく苦しい気持ちもあるけれど、まだ残っている「謎」も含め、1.2の実直な道程を経たからこそ、3.4で霧が晴れたときのカタルシスを得られると信じて、続きをお待ち申し上げる所存。
それまでは短編読んだり、図南読んだりして、浮ついた心をなんとか鎮めなくては。
考察隊もいるけれど、本編読んだあとにしか見とうない。
不思議ねぇ。出る前よりも焦がれる心!
心中の蝕
ついにーーーー!!
風が強い今日。
未曾有の台風が日本へ到来している。
作中、泰麒が戻ってきた日もこんな強い風が吹いていたのではないかと思わせる。
本を買って帰る道でも吹き飛ばされそう。
もうすでに、続きが待ちきれない!
南国常夏あいらんど
青い青い空だよ
雲のない空だよ
サモアの島常夏だーよー
そんな歌を口ずさみながら、瀬戸内海を渡っております。
海も空も青い。雲はない。
穏やかな風景。
ラグビーワールドカップでサモアという名をよく見かけるようになり、昔から知ってるこの歌にもでてきていることを知りました。
一度口ずさむと頭を離れない。いつどこで聞いてるのかな?小学生の頃の「みんなのうた」にあったのかしら。
そして、意外と歌詞がややこしい。
サモア、どこにあるのかな。
南の島だということだけ知っている。
今日の日本戦もきっと盛り上がることでしょう。
ラグビーみてないけど、日本が盛り上がって、みんなが同じ話題を気にしてる状態は、結構好き。
くくるくるくる
焼きたてのたこやきが食べたい。
たこ焼きは、外がややカリッとしてて、中がとろとろのが、好き。たこは大きめのがごろりと入ってると嬉しくて、一口サイズよりも、少し大きめ、二口くらいかけて食べるのがよし。
そんな理想的なたこ焼きのひとつが、大阪道頓堀くくるのたこ焼きなんですけど、今日、お持ち帰りにして新幹線で食べたのです。ランチとして。
ここがすごい難しいところで。
・新幹線の時間が決まっている。残り、20分。
・くくるはいつも並んでいる。最悪、15分待ちとかある。
・ただ、早いときはすぐ買える。その場合、たこ焼き自身の水分と熱で、外側がふやけてしまう。=好みの食感じゃなくなる。
・イートインするには、不安な残り時間。
・でも食べれないのが一番つらい!
ということで、今回は賭けに負けまして。
すぐに供されたことにより、たこ焼きとともに20分新幹線を待つことになり。
ふやけたたこ焼きを新幹線で食べました。
おいしいのですよ。もちろん。
ふやけてても温かいし。
でも焼きたての、外はカリッと、中身めちゃアツの、火傷しそうなたこ焼きが好きなんだよー。
理想のたこ焼きの姿。
今日が平日だったもんで、計算が狂ったなぁ。
家で作ると、なかとろはできるんだけど火力が足りないからか、外カリの難易度が高いんだよねー。
ままならぬ。
あと、屋台のたこ焼きは、焼きたてじゃない場合もままあるし。
あーん。焼きたてのたこ焼きが食べたいよー。
リベンジ案件に追加とする。
主体的LUCK
パワースポットでパワーもらいたい!!
ということで、調べたら上位に出てきた、松尾大社と、晴明神社に行ってきました。
鞍馬山と貴船神社にも行きたかったのだけど、雨予報がチラついてたのと、思いのほか遠かったので、断念。。
晴明神社で、厄年期間に当たることを知り、厄祓いの御守りをいただく。
少しそれるけど、女性の厄年、続きすぎじゃない?
もうめちゃ大変やったんやね、昔から。
おみくじを引いたら大吉が出たよー、今年、大吉しか引いてない。3つ目。
今年も残り少なくなっていますが、いいことある!かな?幸あれ!
読みたい本が立て続けに出るのも、もしかして大吉サマのおかげ…?
馬から落ちたけど怪我ひとつないのももしかして…?
幸運は振り返って初めてわかるのかもねー。
最近、むかしの夢をよく見るので、少し滅入っていたけれど、パワースポットに霧散させてきました。
久々に滝とか見たし(天狗岩、わかるかな。多分烏天狗の形)
ふかふかそうな狛犬もみたし
冒頭の、抱きつけるくらいでっかい狛犬にも見つめられたし。
よい休日だったんじゃないかなー。
お詣りして、神さまにお願いしたり宣言したりすることで、自分の目指すことや希望にフォーカスできるのが、お詣りする意義なのかもしれないね?
「パワースポットに行く」だけではダメで、「パワーをもらいに行く」ことが大事なのかも。
そんなことを思った京都の旅でした。
紅葉どころか、真夏のような暑さだった。
うーん、また二ヶ月後かな!
指先から広がる、魔法。
呼ばれたのです。
ふらっと入った本屋で、ぽやっと立ち寄った棚に、「指先から広がる魔法」という素敵なキーワードの背表紙が。ついつい惹かれて手に取ると。
ヒグチユウコさん!!特集!!!!きやー!
何を隠そう。私、ヒグチユウコさんの大ファンでして。
これはもう、本に呼ばれたとしか思えない!!
呼ばれたからには、買うしか、ないよねー!
これだょ
あっという間に読み終えてしまった…。
有名な画家、偉大な画家、たくさんいるけど、同じ時代に大好きな画家がいるって、とっても幸せなことだなぁと改めて。
次々に、作品が生み出されるのと同じ時代を生きていて、個展にも、出版物にも画家本人のプロデュースがしっかり加わっていること。
ヒグチユウコさんの嗜好の変化とか、今のお気に入りとかが色々なことと組み合わさって変遷しているのをリアルタイムで感じられること。
これって結構、幸せじゃない?
回顧展でまとめて振り返るのもよいけど、ゆっくり共に歩んでいるのも素晴らしい。
すごく、ヒグチユウコさんの人となりが伝わるし、心底画家なのだなぁというのがひしひしと感じられる、とても良い本でしたので、気になる方は是非、お手に取られてくださいませ。
煩悩の住民
今日から京都!
今回はお寺巡って、悩ましい事柄からの解脱を図りたい…。なんかちょっとすっきりしませんか?お寺とか神社とか行くとさ。沈静作用。
涼しいかなとおもってたけど、雨ぽいし蒸し蒸ししてるのがなー。歩き回りたかったけど、再検討。
それはさておき、今日のトピックスといえば!
おっさんずラブの新シリーズの発表!
インザスカイ!ちばちーも戸次さんも最高!わーい楽しみ!
と、周りを見ると、ツイッターの民たちが次々と死んでいる。。
思い入れが深いファンの獲得って、こういうときにリスクにもなるのだね…。
私の場合、ハッピーな娯楽として楽しんでいたからか、あのわちゃわちゃがまた見れるんだーと嬉しい気持ちしかなかったけど。
コメントや反応みてると、牧がいなくなることへのネガティブな声が思いのほか多くて、驚く。
アカウント分けてほしいとか、やや繊細すぎるようにも感じたけど、それが大勢だったわ。まぁやりようはもうちょいあったのでしょう。
BLだから人気、というわけでもないと思うけど。
道ならぬ恋というか障害のある恋は、人間性とか好きになる理由とか悩む過程とか、背景が丁寧に描かれるものが多くて、深く共感したり、応援したくなったりするのかな。
苦難の道だけど、それでもあなたが好きなんです!
と貫くところが、恋愛の純度が高いように感じさせるのかもね。
身分違いの恋とかさ、昔から大人気じゃん。
おっさんずラブは、その辺全然ライトだとおもうけど。
わちゃわちゃしつつも、ぶちょーの漢らしくて乙女な純愛がわたしは大好きです。
今は死んでる牧派の民たちも、始まったら気持ちが変わるかもしれないし。ちばちーのトリコになってるかもよ?ねぇ。
11月スタートかー、まだ一ヶ月もある。
秋、楽しみなことだらけだわ。